瓦の塗装に必要な費用と、葺き替えをするタイミング

瓦の屋根は定期的に塗装の必要があります。塗装しないと、瓦が壊れやすくなり、葺き替え工事が必要になるまでの期間が短くなります。

葺き替え工事となると最低でも50万円は必要になります。大手のリフォーム会社に頼むと、より防災対策に適していて、よりデザイン性の高い瓦屋根に変えてもらえるかもしれませんが100万円は優に超えます。

塗装だけなら20~40万円ほどで収まります。瓦の塗装だけでしたら、期間は10~14日を見ておきましょう。地元の早いリフォーム会社なら1週間以内に終えるところもありますが、2週間程度を見ておくのが妥当です。

また、瓦の塗装も決して安くはありません。そう何度も行うものではありませんが、この機会に葺き替えも含めて考えてみてはいかがでしょうか?まずは瓦屋根の材質について解説いたします。

粘土瓦

昔から使われてきた一般的な瓦屋根です。耐久性が高く、葺き替え工事を行うと少なくとも50年は持つとも言われています。状況次第ですが塗装も数十年は必要ないでしょう。しかし、どこの業界でもそうですが軽量化が叫ばれるようになり、少しずつ減少してきているのが現状です。

デザイン性はあまり高くありませんが、屋根の外観をそれほど気にされなければ問題ありません。ただリフォーム会社からは「防災やデザイン性の観点から薦められない」と説明されるかもしれません。

セメント瓦

粘土瓦とは違い、色のデザインを楽しめる瓦です。家もデザイン性を重視する時代ですので、若い人やオシャレな人からは好まれやすい瓦です。

しかし7~10年ほどで変色や色落ちしてしまいますので、粘土瓦と比べると塗装の間隔は短いのが難点です。また重量も粘土瓦とそれほど変わらないため、防災に優れているとも言えません。

定期的に瓦の塗装をしている住宅は、このセメント瓦かもしれません。

瓦の葺き替えという選択肢

葺き替えとは、下地から全て屋根を張り替えることを言います。葺き替えはリフォーム会社曰く30年に1度必要とも言われています。たとえセメント瓦で10年に1度塗装をしていても30年に1度は葺き替えが必要なのです。

塗装は見た目や耐久性の維持を目的とするメンテナンスに対して、葺き替えはテレビや車の買い替えのようなものです。「そろそろ葺き替えの時期かもしれない!」という方は、メンテナンス費用や頻度が少ない屋根に葺き替えてしまうのもオススメです。

どれが一番良いとは言いにくいので、簡単にですが表にまとめてみました。

スレート(コロニアル) 金属
価格 安い 最も安い 高い
塗装 変色があれば 10年 必要ないことも
重さ 重い 軽い 軽い
デザイン性 低~中

重さは耐震性に関わっていて、阪神大震災では重い屋根瓦が原因で木造家屋が多く倒壊したとも言われています。この表で見てみると、やすければデメリットも多く、高ければメリットが多いことが分かります。

屋根の葺き替えをする時は、何を一番の目的とするかをしっかり決めてから考えましょう。

瓦の塗装には地元の業者に頼む

屋根瓦の塗装だけでしたら、リフォームとしては高額ではありません。大手のリフォーム会社は人材や技術を投入できる全面リフォームを得意としていて、部分的なリフォームには金額的にも地元や中小規模のリフォーム会社がオススメです。

まずは、それぞれの会社のパンフレットや資料を請求してみるか、簡単な無料見積りをしてみましょう。外壁塗装の窓口だと匿名で相場をチェックすることができます。業者に直接見積もりをしてもらうと営業が心配な方には特にオススメです。

→ 外壁塗装の窓口で屋根塗装のカンタン見積もり

家に来て見積もりをしてもらうと、なかなか断りにくくなります。ですのでリフォーム会社に連絡を取らずに見積もりをしてもらえるようなサービスを利用するようにしましょう。