90歳を前にした母が一人暮らしの実家の台所のリフォーム

90歳を少し前にして、実家で一人暮らしの母は、少し歩行が困難になりました。家の中でも杖をつき、何とか一人暮らしを続けていました。

転倒すれば寝たきりになる危険性もあり、住居内の危険箇所を可能な限り取り除こうとチェックしました。玄関の上がり立てに手すり付きの広めの踏み台を設置し、トイレや風呂にも起き上がり易くするための手すりを設けました。

最も危険な段差が、3畳ほどの台所と居間の間にあり、そこには間口の広い、重いガラス戸がありました。ガラス戸には、飛散防止フィルムを貼っていましたが、これではとても危険が防げるとは言えず、バリアフリーのリフォームを行う事にしました。

床を段差のないように、居間と同じ高さに、フローリングの上に、更に新たフローリングの床を設けるようにしました。

ガラス戸は、プラスティックの入った軽い戸に入れ替える事にしました。本当は、これに合せて台所を全面リフォームし、綺麗にしてやりたいとも思いましたが、後何年一人で住めるか判らない実家に、多くのリフォーム費用を掛けるのも考えものだと思い、安全性の視点だけでのリフォームを業者さんにお願いしました。

しかし、いざリフォームすると、壁や天井も綺麗にしたいと欲が出てきます。費用を抑えるため、壁の修理と塗装は、DIYで女房の協力を得て、自分で行いました。リフォーム後、1年足らずで一人での生活は困難になり、兄弟が交替で食事の準備をするようになりました。

女房は、台所に立つ度に、業者さんにお願いし、その後自分達で台所を綺麗にして置いて、本当に良かったと話しています。昔のままの台所は、汚くて気持ち良く食事の用意ができなかったと、よく話すのです。

本当に費用を抑えつつも、リフォームを行って良かったと思っています。